天元突破グレンラガン


天元突破グレンラガン BEST SOUND(DVD付)



ドリルは漢のロマンッ!!!!



この一言に尽きます。感想も実は10月頭に最終回を見てだらだらと2時間ほど掛けて書いてアップする直前、ネット回線切れて全部白紙になってしまった。というそれはなんてアンチスパイラル?と疑いたくなる事件がありそのまんまになってたけどやっぱり書く。


最初、元十郎さんとこのリンク辿ってOPだけ見たときはなんてダサいロボデザインだとか思った。だって顔ですよ、顔。顔に手足が生えたロボを格好良いとはとても思えない。とか思ってた自分を恥じたい!真の格好良さってのは外見じゃない、生き様だ!ってのをこの作品でヒシヒシと感じました。デザインも話が進むにつれ全然気にならないってか、むしろあのデザインじゃなきゃ駄目だ!って思うようになってしまった。それから2クールという話の長さも話が中だるみしない丁度良い長さだと思います。とにかく熱く燃える展開とBGMが好みすぎた。あれ?そういえば最初から最後まで見たロボットアニメって初めてな気が・・・。

とにかくドリル好きは絶対見るべきですぜ

以下ネタバレ






個人的解釈では1部はシモンは主人公であっても主役ではなく、1部の主役は間違いなくカミナだと思っています。だからヒロインのヨーコが主役とくっつくのはお約束。そして2部でずっと主役であるカミナの後ろを歩いてきたシモンが名実とも主役の座を継ぐという展開でグレンラガンが好きになったのだと。いつも頼りにしていたアニキはもういない、それでも前に進まなければならない、引き継いだ遺志と受け継いだ魂は少年を男へと成長させる糧となる。そして主役を継ぐきっかけを作ってくれるのが新ヒロイン、ニアの存在。彼女なくしてシモンの成長は無かったわけで、主役が交代した以上ヒロインも交代になるわけです。それから3、4部と燃える展開には毎回作画レベルも力入っていてそれに合わせて挿入される歌やBGMが更なる相乗効果になって演出で何度か鳥肌がたった。

あと1話1話の話の緩急が凄かった。カミナが地上を目指したのは彼の中で父親の存在が大きかったから。地上に出て、かって憧れた親父を探す前にその親父は2話目ですでに朽ちた白骨になって登場。えぇえ!?何この急展開!!普通は死んでるにしても親父の登場もっと後だろ!だと思ってしまったり、とにかく次回までひっぱるのかなと思わせておいて残り5、6分でまとめたり。それはさすがに無茶だろ!とか思ってしまっても『無理を通して道理を蹴っ飛ばす』のがグレン団のやり方なのでつい期待してしまい期待以上のことをやってくれるのでズルズルとハマッてしまったんだな〜と。また名口上がでないかと楽しみになったり、「歯ぁー喰いしばれぇー!!」と言って人を殴るときは喰いしばる暇すら与えずに殴るものなんだと良く分かった、見事なアニキ化(笑)
そして終盤になると展開がさらに速い。25話ではキタンの一番の見せ場だったり、展開的にヨーコと抱擁してキスすると某フラグが立ったりして、次々にいろんなものを失っていく、それでも足を止めたりせずに最後まで突き抜けたからこそ手に出来た未来。最終話を10回以上見ています、主にあのOP曲が流れるシーンと20年後。20年後については蛇足だとか言われたりもしてますが個人的にはあれでいいと思ってます。自分の役割を全うした英雄を最後までみせてくれたのだから。そして大統領に壮大に吹いたww誰だよお前はwww



あとなぜか最近見たアニメやゲームなどがなぜか立て続けに最終的には「想い人の消失END」になってる気がしないでもない。偶然かそれともそれが最近の流行なのか?

ともかく楽しい作品でした。グレンラガン絵茶がしたいです