パシフィックリム感想(前半)


パシフィック・リム(公式)



ツイッターのTLでロボット好きと怪獣好きは絶対観ておけ!とあったので観てきた感想を、前半はまだ見てない人用にあらすじと主人公が搭乗する兵器「イェーガー」について書いておいておきます



■大まかなあらすじ
突如、地球上に巨大生物が現れ瞬く間に人類を駆逐し始めた
深海の海溝に出来た次元の裂け目を通って不規則に現れ続ける怪獣達
その脅威と戦う為に世界各国で対怪獣兵器「イェーガー」を建造しこれに応戦する
最初は戦果もあったが襲撃を増すごとに怪獣は大きく強くなり
世界各国のイェーガーも次々と倒れ、戦況は悪化するばかり
これに危惧した世界政府はイェーガー計画を有効性が薄いと判断
建造用の予算を打ち切ると宣言、人類最後の砦となる壁を作った・・・




どこかで聞いた話だなおいwww
と兎に角ツッコミどころが多いんですよw




■対怪獣兵器「イェーガー」について
巨大ロボです、世界各国ごとにデザインが違ってとにかく格好(・∀・)イイ!!痺れます。
またイェーガーも新旧あって最も古いのが第一世代、最新式が第五世代。パッと見は何世代なのか分かりませんがw


ロシアからはクールな夫婦パイロットが参戦、なんかボトムズっぽいw

中国からは功夫3兄弟が参戦、世にも珍しい三本腕のイェーガーで戦うぞ

オーストラリアは最新機第五世代型に乗った親子のエリートパイロット


んで我らが主人公はアメリカ機なんですがその前にイェーガーの操縦システムについて触れておきます。操縦方法は至ってシンプル。操縦桿を握って操作するのではなく直接脳とリンクさせ操縦するトレースシステム。右手を前に出せは機体の右手が、左足を前に出せは機体の左足がといった感じで、細かい操作に至っては操縦席前方のパネルで操作。第一世代は単身操縦式だったけどパイロットの精神的肉体的負荷が大きく長時間戦うと死亡するケースもあるため、第二世代からは負担軽減のために副座式に。そしてこの操縦機構がまた特殊で2人で一体の機体を操作するとなると二人三脚と同じでシンクロしなきゃまともに動いてくれません。なので操縦者は「ドリフト」と呼ばれる技術を使って操縦者同士の脳をリンクさせて二身一体の状態にします。これによりイェーガーの高度な機動が可能になりますが勿論いいことばかりじゃありません、お互いに相方のパイロットの感情、過去の記憶(主にトラウマ)なんかも感じたくなくても見たくなくてもダイレクトに伝わってしまいます。なのでそういう問題を極力回避するためにパイロット選抜は主に繋がりの強い2人、親子だったり夫婦だったり兄弟だったりが選ばれます。それでも禁忌事項があって「けして相手の過去の記憶を辿らない事」


ある程度は自分の解釈も入っているので操縦方式の説明が正解じゃないかもですが、なぜ書いたかというと「これ」を知っていると主人公達の立ち位置がよく分かるかなと。

ちょっとだけ主人公達を紹介すると主人公はアメリカの元エースパイロット、で相方のパイロット候補となるのは日本人女性の森さんです。この2人全くお互いを知りません。
おい!さっそく矛盾してるぞ!上記の説明は何だよ?!って方、仰るとおりです。

なんの繋がりも無く生い立ちも全く違う二人がそんな操縦システムの機体を操ってまともに怪獣と戦えるの?世界の命運が掛かっているのに?


まるで日本のロボットアニメの王道のような展開じゃないか(´∀`)


めまぐるしく変わる戦況とそれを取り巻く人間関係、過去と今。



後半へ続く